俳優北大路欣也(75)が27日放送のフジテレビ系連続ドラマ「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」(午後9時)の第8話に特別ゲストとして出演することが20日、決定した。

 「絶対-」シリーズは、シーズン1が10年4月期、シーズン2が11年7月期に上戸彩(32)主演で放送された。7年ぶりの今シリーズは、沢村一樹(51)を主演に「未来の犯罪を予測して捜査する」をテーマにしたエンターテインメントサスペンスだ。

 北大路演じる長嶋秀夫は、シーズン1では時効直前の未解決事件を専門に扱う「特命捜査対策室」の室長を、シーズン2では巧妙化する特殊犯罪を捜査する“「特殊犯罪捜査対策室」の室長を務めた。今シリーズに登場してないことから、ファンから登場を望む声が数多く寄せられていた。

 第8話では乃木坂46白石麻衣(26)が、2年前に整形手術を受け、1週間後に結婚を控えた市役所の戸籍住民課で働く砂田繭美を演じる。危険人物をリストアップする、未来の犯罪を予測する「ミハンシステム」は、繭美の名前をあげ、沢村らは捜査を開始する。そんな中、ミハンチームの山内徹(横山裕=37)と、その相棒だった桜木泉(上戸)のかつての上司だった、長嶋(北大路)が突然、現れる。

 北大路は「シーズン1の時にご一緒したスタッフやキャストの皆さんの調和が、とてもいい雰囲気でした。それがシーズン2に続いて、今回にもつながってることは、うれしい限りです。自分にとって、帰って来られる場所があるというのは、喜びの1つです。そして何より、見てくださる人たちの愛情が支え続けてくれているんだと思います。その愛情に応えていくのが、我々の使命だと感じています」と話している。

 新たなメンバーとの共演には「カメ(桜木=上戸の愛称)に会わないと始まらないね(笑い)。というのは半分冗談ですが、今回主演の沢村さんは、僕のイメージ通りのすてきな人でした。他のみなさんも、それぞれの個性があって、役割分担をされていて、おもしろい役柄の人たちばかりで楽しいですね。そんなところにひょっこりおじさんが出てきてしまって(笑い)。カメやウサギ(横山)や井沢(沢村)さんの足を引っ張らないようにしないと」と話している。