英人気ポップデュオ「ワム!」の元メンバーで、2016年に53歳で急死したジョージ・マイケルさんが、亡くなる前の12年間は男性エスコート・サービスに120万ドル(約1億3000万円)以上を費やしていたとの報道が浮上した。

ゲイのポルノ俳優ポール・スタッグ(45)が米情報サイトRadarOnlineに明かしたところによると、スタッグは週1回の割合でマイケルさんにサービスしていたという。

2004年にゲイ雑誌を通じ、知り合った2人だが、最初の3年間は、マイケルさんがスキーマスクを被っていたという。スタッグは、「彼はスキーマスクを被っていたので、最初は誰だかわからなかった。僕にとっては、普通の男だったよ」と明かした。

さらにマイケルさんと親しかった情報筋は同サイトに、マイケルさんが麻薬を乱用したり、寂しさに襲われた時期には、高級ジゴロを数週間にわたり毎日、雇うこともあったと明かしている。

マイケルさんは2016年のクリスマスの日、英オックスフォードシャー州の自宅のベッドで遺体となって発見された。長年にわたり、パートナーだったファディ・ファワズさんは現在、マイケルさんの1億3500万ドル(約150億円)におよぶ莫大な遺産をめぐり、家族と争っている最中だ。

米スター誌は、ファワズさんがマイケルさんにとってよきパートナーではなかったため、マイケルさんがエスコート・サービスに走ったと報じている。(ニューヨーク=鹿目直子)