今年第2子を出産した女優国仲涼子(39)が、11月10日放送のフジテレビ系ドラマ「世にも奇妙な物語 '18秋の特別編」(午後9時放送)の中のファンタジードラマ「あしたのあたし」に主演し、仕事復帰する。

国仲は99年女優デビュー。01年にはNHK連続テレビ小説「ちゅらさん」のヒロインを務めた。14年12月に俳優向井理(36)と結婚。今年、第2子出産後の復帰作となる。「世にも奇妙な物語」シリーズには、11年以来、7年ぶり2度目のシリーズ出演となる。

物語は35歳の主婦・斉木香織(国仲)は弁当屋でアルバイトをしているが「どんなに頑張っても今日と同じ明日がやってくるだけ」と、刺激のない退屈な生活を送っていた。夫とも倦怠(けんたい)期でトキメキとはほど遠い状況。そんなある日、香織のスマホ画面にバナー広告らしきものがポップアップされ、そこには「あしたのあたし」という文字が…。興味本位でアクセスすると、いきなり香織本人の姿が画面に現れ、映画の予告編のような動画が流れ始める。元カレで医者の小野寺修二と再会を果たす香織。「元カレとの再会」「神様もう1度恋をしてもいいですか?」と、まるでラブストーリーのような展開。「なんなのこれ…」と、もう1度再生しようとするが「視聴済みのため再生できません」という表示が。

翌朝、いつもと変わらない日常が始まり、すっかり動画のことなど忘れかけていた香織だが、目の前に修二が本当に現れて「あしたのあたし」動画で予告されたことが、翌日に現実に起こる。そんな不思議なことが幾度となく繰り返され、香織は元カレ・修二と急速に心の距離を縮めていく。

国仲は「わたしも主婦なので、こういう主婦の身に起きる奇妙なストーリーは、刺激的で面白い話だなと思いました。映画の予告ってとってもかっこいいし、ドキドキしますよね。きっと1度は『予告の中のヒロインになれたらな』『主人公が私だったらな』と空想することってあると思うんです。普段、客観的に自分の生活を『物語』として見ることはないと思うので『予告の中に自分が主人公として登場する』という題材が面白いと思いました」と話している。