乃木坂46若月佑美(24)が31日、都内で行われた吉野家「牛すき鍋膳」(11月1日午前10時から発売)の発表会に出席した。

11月1日から放送される同商品の新CMに出演する。今年6月から放送されていた「麦とろ牛皿御前」のCMに出演していた。この日は試食会も兼ねており、「撮影中にもたくさん食べさせていただいて楽しかったんですけど、今日も食べられるってことなので、楽しみにやって参りました」と笑顔を見せた。

CMは、太賀(25)とともに、父親役の佐藤二朗(49)と「牛すき鍋膳」を店内で食べ、なかなか食べようとしない佐藤に対し、店員役の池谷のぶえ(47)がツッコミを入れるという内容だ。CMは15秒間のテレビCMのほかに、14~5分のロングバージョンでWEBのCMもあるという。佐藤は「最初はロングバージョンは2~3分が一番いいだろうって予定だったらしいんですよ。でも、14~15分あって。『まあおもしろいからいいか』っていう、そういう感じの懐の深さが吉野家にはありますよね」と話した。

佐藤のコミカルな演技を受けて、太賀は「笑いをこらえるのに必死でした」と明かし、若月も「本当に顔を背けないとまずいところが何カ所かありました。夜の撮影だったんですが、休憩中に外に出てお話しさせていただいて、家族のように『もうすぐ冬が来ますね』と話したりして、あったかい気持ちになりました」と振り返った。

会見では、CMの監督を務めた福田雄一氏からのVTRコメントも放送された。「太賀と若月に関しては、今回出すつもりはなかったんですけど、年契(年間契約)が結ばれていたみたいで…」とカミングアウトがあり、若月と太賀は「ええ~っ!?」と叫んだ。福田氏は「スターダスト(太賀の所属事務所)とソニー(若月の所属レーベル)との年契で、何か出さなきゃいけないみたいな空気で。それを前提に考えたところ、こんな面白いCMができました」と続け、会場は爆笑に包まれた。

福田氏からの衝撃の告白を受け、太賀は「ショックですよ。こんな晴れがましい舞台で…」とぼうぜん。若月も「(起用理由は)契約だった、みたいな…。でも、ありがたいです」と話していた。

この日は、13年発売の初代と新作の「牛すき鍋膳」を食べ比べて、15秒間での食レポに挑戦。「初代もたっぷり野菜が入っているんですけど、今年はもっとたっぷり入っていて、お野菜がたくさんとれる。味がしっかりきいていて、おいしかったです」と話すと、佐藤から「さすがアイドルだと思ったけどもね~」と褒められていた。