ブレーク中の女性お笑いコンビ、ガンバレルーヤのボケ担当のよしこ(28)が下垂体腺腫と診断され、治療のため一時休養することが16日、所属事務所から発表された。人間ドックでホルモン産生の良性の腫瘍が見つかり、医師と相談した結果、腫瘍を取り除く手術を受ける。現在は体調不良などはないが、放置して悪性になった場合を考えての決断だという。当面の仕事、および、復帰時期に関しては、手術後の経過をみて、医師の判断に従い、関係各位と相談の上で調整する。

よしこは「このたびは、ご迷惑おかけして申し訳ございません。完治させてまた頑張りますので、これからもガンバレルーヤをよろしくお願い致します!」。相方のまひるも「よっちゃんの分も頑張りますので、これからもガンバレルーヤをよろしくお願い致します!」とそれぞれコメントした。

ガンバレルーヤは「2018 上半期ブレーク芸人」(オリコン調べ)で、くっきー、ひょっこりはん、みやぞんに続き4位。女性では今一番、旬な芸人だ。

年末年始にかけて忙しくなるだけに、手術のスケジュールは難航した。関係者は「テレビの収録や劇場の出番、そしてイベントや営業でも引っ張りだこなので、なるべく迷惑がかからないように、調整は大変だったようだ」と話している。

◆下垂体腺腫(かすいたいせんしゅ) ホルモンをつかさどる下垂体にできる腫瘍。下垂体は頭蓋骨の中で脳の下にぶら下がるように存在する小さな内分泌器官。基本的に良性で転移はないが、ごくまれに悪性もある。症状は視野障害や視力障害、またホルモンの過剰分泌や分泌低下による顎、鼻、唇などの肥大化、体重の減少や高血圧など。不妊の原因にもなりうる。

◆よしこ 1990年(平2)10月24日、愛知県豊田市生まれ。高校卒業後、介護の仕事で3年間働いたが「夢をかなえるため」12年NSC大阪校入所。まひるの誘いで同年6月12日にコンビ結成。小雪や広末涼子の顔マネで有名。趣味は星を見ることとサクセスストーリーの映画を見ること。158センチ、67キロ。血液型A。