女優安藤サクラ(32)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「まんぷく」(午前8時)の17日に放送された第67話の平均視聴率が20・9%(関東地区)だったことが18日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は初回の23・8%。

同ドラマは、インスタントラーメンを開発した日清食品創業者の安藤百福(ももふく)仁子(まさこ)夫妻をモデルに、戦前から高度経済成長時代の大阪で懸命に生き抜く夫婦の苦労と成功の「敗者復活の物語」が描かれる。

脚本は大河ドラマ「龍馬伝」や、ヒットドラマの「HERO」「ガリレオ」などを手がけた福田靖氏(55)、チーフ・プロデューサーは、福田氏と「龍馬伝」でもともに仕事をした真鍋斎氏(50)が担当する。

また全編ナレーションを女優芦田愛菜(14)が務め、DREAMS COME TRUEが朝ドラで初めて2度目(1992年放送の「ひらり」の「晴れたらいいね」以来で26年ぶり)の主題歌を担当する。

あらすじは、妊娠4カ月の福子(安藤サクラ)は、脱税容疑で実刑判決を受け東京の刑務所に収監された萬平(長谷川博己)の所へ向かい、罰金7万円を工面する方法を相談した。しかしいい案が浮かばず、萬平は東京と大阪の会社を諦めないといけないと嘆き、会社を整理できる弁護士を捜すように福子に頼んだ。近所の食堂で紹介された弁護士の所へ出向くと、そこにはどこか頼りなさそうな東太一(菅田将暉)がいた、という内容だった。