NHK連続テレビ小説「まんぷく」ヒロインの安藤サクラ(32)が9日、大阪市中央区のNHK大阪放送局で行われた新春局長会見にサプライズ登場し、終盤に入った長丁場の収録も「ワクワクしていて楽しい」と余裕さえ携え、満面に笑みを浮かべて語った。

朝ドラ収録は例年、5月にスタートし、翌年2月末頃までおおよそ10カ月に及ぶロングラン。ヒロインは毎年、年明けのこの時期から最後の追い込みに追われるが、女優経験も豊富で、20代が多い大阪制作局ヒロインよりは人生経験も豊かな安藤は、いまだ収録を楽しむ余裕を失っていない。

毎年、新春の局長会見には、朝ドラのヒロインが顔を出すが、今年の安藤は「このあと、1人で4ページ(分のセリフを)しゃべらなきゃいけないから(お酒は)飲めない」と笑い、手には台本こそ持っていたものの、柔らかい空気を漂わせながらあいさつした。

昨年は12月29日まで収録し、新年は前日8日からスタート。「年末は東京に帰っていたんですけど、あ~休みが終わるな~と思いながら(大阪へ)向かってたら、段々ワクワクしてきて、あらためて、楽しい撮影現場なんだなと思いました」と振り返った。

ドラマは即席ラーメンを開発した夫妻の大器晩成物語を描き、今週放送分から舞台を大阪府池田市に移し、ラーメン開発に動いていく。安藤は「自分でも即席ラーメン作ってみたい、開発してみたい気持ちになってきた」ともポロリ。17年に長女を出産し、昨年は「初のママさんヒロイン」として話題になり、長丁場収録も心配されたが、NHK大阪局スタッフのサポートもあって、収録は順調なようだ。

安藤は「本当に楽しい、この(撮影の)時間。もうあと1カ月(ほどで撮了)かと思うと、今まで以上に、1分1秒(楽しい気持ちを)逃さないように、堪能しなきゃって思う」と言い、早くも収録終了後の“まんぷくロス”への不安も口にした。

それほど、充実した日々を過ごす中で、娘は「まだラーメンを食べたことがない」と明かし「どのタイミングでデビューさせようか、この撮影中に、考えます。初めて食べさせた日を記念日にして、記念日を作りたい」。ちなみに、年越しの麺はラーメンではなく「紅白に出させてもらったので、終わってから『年越し“た”そば』をいただきました」と話していた。