6日に開かれたゴールデン・グローブ賞授賞式で、監督作品「グリーン・ブック」が最優秀作品賞を受賞したピーター・ファレリー監督(62)が、20年前に米女優キャメロン・ディアス(46)にセクハラしていた事実が明るみに出た。

ファレリー監督が、過去にディアスの前でふざけて性器を見せていたことを自ら告白していた記事が、今になって浮上したためだ。

CNNなどの報道によると、監督は1998年の英サンデー・タイムズ紙インタビューで、「事実だ。僕はバカだった。10年前にふざけてやったことだが、今は恥ずかしいと思っている。心から謝罪したい」と語っていたという。

ファレリー監督による1998年の大ヒット作「メリーに首ったけ」に主演し、一躍、人気女優となったディアスは当時、米ニューズウィーク誌インタビューで、監督とのオーディションについて振り返り、「監督が初対面で自分のペニスを見せれば、彼がクリエーティブな天才だとわかるわ」と語っていたという。

別のインタビューでも、「監督が、レストランでペニスを見せてきたの。もう十分だった。私はポジティブな反応を示してやったわ。別に問題なかったわ」と語っていたというが、今回、CNNの取材には応じていないという。(ニューヨーク=鹿目直子)