タレント壇蜜(38)が17日、都内で、「おむすびの日」記者発表会に出席した。

「おむすび」の思い出を聞かれると30歳ちょっと前のころ、半同居だった彼に作ったお弁当の話を披露した。「中の具材が彼の好みだったのかが心配で、11時45分くらいにメールで『どうだった』って。『まだ食べてない』との返事でしたが、今考えるとプレッシャーですよね」とほほ笑み、「もう少し軽く付き合えば長続きしたかもしれませんね」と振り返った。

おむすびを握ってあげる相手はいないのかを聞かれると、「しまったな~。マネジャーにしか握っていないや。困りましたね」と笑い、「私が素手で握っても大丈夫な人ならいいですね」と話した。

過去の恋愛相手は「体が弱い人ばかりでした」と明かした壇蜜だが、年末の胃カメラ検診では自身が「弱ってますね!」と宣言された。今年は「丈夫な胃と丈夫な頭でものを考えていれば、いい人にも、いいことにも出会える気がします。なので、丈夫な体で(体が)弱った人を見つけます」と笑った。

「おむすびの日」は95年の同日に発生した阪神・淡路大震災にちなみ、震災を風化させないことと、炊き出しボランティアの善意「人と人との結びつき」を大事にする意味で00年に制定された。「大変なことがあって作られた日ですが、つらかった過去と明るい未来をつなげるような日にできたらと思います。そんな思いをはせつつおむすびを食べて、明日から頑張ろうという気持ちになっていただけたらと思います」と話した。