常盤貴子(46)主演のTBS系連続ドラマ「グッドワイフ」(日曜午後9時)の第5話が10日に放送され平均視聴率が8・5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが12日、分かった。

同ドラマの原作は、リドリー・スコットが製作総指揮を務めて、09年から7年間アメリカで放送された「The Good Wife」。法廷ドラマを中心にしながら、政治と家庭の両面を鋭く描き、そのリアリティーと劇的な展開から全米で大人気を博した。常盤は同系「Beautiful Life~ふたりでいた日々~」以来、19年ぶりに日曜劇場の枠で主演を務める。常盤演じる夫がスキャンダルで逮捕され16年ぶりに弁護士に復帰する蓮見杏子が、困難に立ち向かう姿が描かれる。

第1話から10・0%、11・5%、9・6%、9・0%だった。

第5話の内容は、資産20億のロックスター東城数矢(宇崎竜童)の離婚訴訟を巡り、妻のちなみ(銀粉蝶)の代理人として担当することになった杏子(常盤貴子)。数矢は売れない時代を支えてきたちなみと別れ、若い恋人の唯奈(松本まりか)と結婚するつもりだという。杏子は、財産分与などで11億円を請求するが、数矢の代理人弁護士・栗山美咲(芦名星)は、6000万円が妥当だと主張。法律的根拠も相手側にあり、杏子たちは窮地に追い込まれる。しかも美咲は多田(小泉孝太郎)の元彼女。多田を知り尽くした様子から、交渉も難航する。そんな中、突然の事故で数矢は意識不明の重体に陥ってしまう。そんな数矢を前にして、妻と愛人は数矢の命と財産を巡り争い始める。

一方、杏子の元に東京地検特捜部長の脇坂(吉田鋼太郎)の妻・怜子(峯村リエ)が現れる。脇坂との協議離婚を希望しており、杏子に代理人をお願いしたいとやってきたのだ。しかも怜子は、壮一郎(唐沢寿明)に関する脇坂の弱みを握っているようで、脇坂は血相を変えて事務所に怒鳴り込んでくる。難題が山積の2つの離婚協議ははたしてどうなっていくのか……。