名古屋発の人気エンターテインメント男性グループBOYS AND MENのメンバー・水野勝、田中俊介、小林豊、本田剛文主演映画「ジャンクション 29」(ウエダアツシ、山田晃久監督 22日より公開)の公開記念舞台あいさつが23日、東京・ユナイテッドシネマ アクアシティお台場で行われた。

本作は、夢に恋に、そして人生にもがく29歳の青年たちが、それぞれ織りなす人生の分岐点を各エピソードで描いた4本のオムニバスストーリー。

BOYS AND MENは、16年に日本レコード大賞新人賞を受賞し、今年1月にはグループ結成当初からの夢であったナゴヤドームコンサートを成功させたばかり。音楽活動だけでなく、俳優として映画、TVドラマなどでも活躍している。

この日は、4人以外にも共演の本多力、細田善彦、山田キヌヲ、ウエダアツシ、山田晃久の両監督も登壇した。

「結婚の条件」で結婚相談所の社長を演じた水野は「無事に公開を迎えられてうれしい」と笑顔。共演した細田とはプライベートでもかなり仲がいいようで、水野が、「海外旅行に行く約束をしました」と話すと、すかさず細田が「ヨーロッパ」と行き先を告げる場面も。

「ツチノコの夜」で自主映画製作を続ける監督を演じた田中は、同級生役の本多から「むちゃくちゃ真面目な人ですごく考えながら演技していた」と言われ、「本多さんとはあの部屋でのやりとりがメーンだったので、会話劇をどう盛り上げていけるかを考えていました」と話した。

ファンからの質問に答えるコーナーでは、相手に求める結婚の条件を聞かれ、水野が「料理ができる人。特にカレー。そして、ボクの友達と仲良くできる人」を挙げ、田中は「チェックパンツをはかなくて黄色い服を着ない人」と小林の衣装と正反対の条件を挙げ、場内の笑いを誘った。小林は「毎日を笑顔で過ごしてくれる人。表向きはそう言っていますが、本当は宝石屋さんで年収3000万円以上の人」と本音を告白。子供の名前も決まっているようで「男の子は恋君。女の子は愛ちゃん。2人で恋愛です」と話すと場内は苦笑い。最後に本田が、「仕事に口出しをしてこない人で、ほめ上手がいい」とかなり具体的な条件を挙げ、メンバーから「もう経験があるんじゃないの?」と突っ込まれ、あわてていた。

最後にメンバーが映画をアピールした。

水野「一人でもたくさんの人に届くように頑張っていきます」

田中「心がほっと明るくなって笑顔で帰ってもらえたらいいなと思います」

小林「真剣に向き合って作った作品です。一人でも多くの方に見ていただければ思うので力を貸してください」

本田「末永く『ジャンクション 29』を愛してください」と、それぞれメッセージを送った。