高橋一生(38)川口春奈(24)が26日、都内で映画「九月の恋と出会うまで」(3月1日公開、山本透監督)の公開直前イベントに出席した。

高橋演じる小説家志望の男性と、川口演じる同じマンションに住む女性との、時空を超えた切ない恋を描いた。

物語のキーポイントとなる、「相手のためについたうそ」についてのトークでは、ファンから寄せられたエピソードが紹介された。恋人からのプレゼントを開けたら、ハートのチョコが割れていたが、割れていた事実を明かさなかったという逸話。

川口は「私は『割れちゃった。ごめんね』(という反応)の方がいいですね」と明かしつつ、「でも優しい男性ですね」とフォローした。一方の高橋は、「事前に彼女が割って送ってきているかもしれない。だとしたら、大失恋ですよね。(現実を)たたきつけられるわけですからね」と、身もふたもないジョークで笑わせた。

同じく物語の重要なカギでもある、「過去の自分へ伝えたいこと」というテーマでは、高橋が「14歳の自分に、『まだ自転車に乗ってるよ』と言いたい」と書いたボードを披露した。「14歳から自転車に乗る感覚が楽しくて。『大人になったら車を運転するのかな』と思っていたりしたので、幻滅するだろうなと思って」と、ひとひねり加えた答えで、再び場内を笑いに包んでいた。