演歌歌手の紫艶さんが3月上旬に病気のため亡くなっていたことが2日、分かった。41歳だった。兵庫県出身。関係者によると、葬儀は3月15日に近親者のみで行われたという。

紫艶さんは00年に日本有線大賞新人賞を受賞。16年には、前上方落語協会会長の桂文枝(75)と「20年愛」が報じられ、注目されたこともあった。

事情を知る関係者によると、紫艶さんは都内の自宅で1人で暮らしており、3月上旬に連絡がとれなくなった母が心配し、自宅を訪ねたところ亡くなっていたという。

紫艶さんは、文枝との騒動後、歌手としての再起を目指し、前向きに活動をスタート。とくに重篤な持病はなかったといい、急死とみられる。最近では、仕事への意欲も強まり、女優の仕事依頼もあったという。