先日、2月に結成したばかりの関西ジャニーズJr.の新ユニット、Aぇ!groupの東京公演「僕らAぇ!groupって言いますねん」を取材し、メンバー6人の豊かな才能に驚きました。

公演は、関ジャニ∞横山裕(37)が企画・演出を手がけ、タップダンスやメンバーで作詞、作曲した楽曲「神様のバカヤロー」を歌い、楽器を演奏したりと各メンバーの個性と特技を織り交ぜた内容でした。

最も印象的だったのはギャグをふんだんに織り込んだトーク。とにかく笑えました。言いたいことを言い合える仲の良さが伝わってくる内容でもありました。デビュー曲は自分たちで作詞、作曲した楽曲で、と夢を語るほど音楽的な才能も素晴らしいのですが、会話の内容、間の取り方など笑いのセンスも抜群。若い女性ファンにまじって公演を見ていたおじさん記者ですが、思わず、くすっと笑うなどして存分に楽しめました。歌って、踊って、楽器の演奏もあって、おまけにギャグ満載のトーク力を武器にするとなれば、性別や世代を超えたファンの支持を得る人気グループになる可能性大とみます。

おじさん記者は、この6人とは取材の時が初対面でしたが、ほどなく顔と名前が一致するほど印象に残りました。年齢のせいで、その記憶もあとどのくらい維持できるか不安ですが…。【中野由喜】