天海祐希(51)主演のテレビ朝日系ドラマ「緊急取調室」(木曜午後9時)の9日放送の第5回の平均視聴率が関東地区で13・7%だったことが10日、ビデオリサーチの調べで分かった。

初回は15・2%、第2話は13・4%、第3話は12・3%、第4回は12・6%だった。

14年1月期、17年4月期に放送された人気シリーズの第3弾。天海演じるたたき上げの取調官、真壁有希子と取り調べ専門チーム「緊急事案対応取調班(キントリ)」のメンバーが、凶悪犯と心理戦を繰り広げるさまを描く。共演は田中哲司、速水もこみち、鈴木浩介、大倉孝二、でんでん、塚地武雅、小日向文世。

第5話のゲストは真野響子、国分佐智子、山崎樹範。専業主婦のしゅうとめ、山下昌子(真野)に頼まれ買い物に出かけた嫁の彩矢(国分)が行方不明になり、夫で弁護士の翔太(山崎)が警察に行方不明届を提出する。彩矢も大手法律事務所の弁護士とあり、単純な失踪事件ではないと推察した警視庁は、真壁有希子(天海)ら「キントリ」に出動を要請する。

有希子は山下家のマンションに向かい、昌子から話を聞く。昌子は防犯カメラに映る大型スーツケースを運ぶコート姿の不審者を見ると、1カ月前に同様の人物を息子夫婦の家の前で見たと話す。しかし、コート姿の男がレンタカーにスーツケースを載せる姿を目撃した人の証言から、車の借り主が昌子だったことが判明する。

その矢先、翔太が妻を殺したと自首する。昌子が真犯人と確信する有希子は、重要参考人として出頭するように依頼するが、昌子はこれを拒否。しかし自宅でなら事情聴取に応じると言い出すのだった。