俳優反町隆史(45)が9日、体調を崩し路上に座り込んでいた女性を救護していたことが13日までに分かった。女性がツイッターで反町への感謝の気持ちをつづり、ネット上で話題になった。反町は出演中のテレビ朝日系「相棒」で、女性に優しく正義感の強い冠城亘を演じており、ドラマさながらの活躍となった。

女性のツイッターや関係者などによると、女性は20代とみられ9日夕方、体調悪化で会社早退後、東京・大鳥居駅(京急)のホームで高熱と手足のしびれで動けなくなり、近くにいた会社員男性に介助され、自宅に戻ろうとしたという。途中、動けなくなり路上に座り込んだところ、詳細な理由は不明だがたまたま現場を通りかかったとみられる反町と、反町の知人男性が現れ、会社員と3人で女性を自宅まで送った。さらに反町らが救急車を呼び救急隊到着まで待ったという。

当時、女性は男性の1人が反町だったと気付いていなかったようだが、11日になりツイッターに「ちょっと待って、こないだ私が倒れた時に家まで送ってくれた3人の男の人の一人…反町隆史だった」と書き込んだ。さらに「私反町隆史に家まで買い物袋持たせて送って貰って救急車呼んで貰ったわ。いい人過ぎかよ。。ファンになった」とつづり、その後「呼び捨てしてしまった。申し訳ございません。反町隆史さんありがとうございました」と“一部訂正”した。

反町の所属事務所は反町も救護した人のうちの1人に間違いないとしている。この時の様子は、13日早朝放送のフジテレビ系「めざましテレビ」も報じ、ネット上でさらに広まった。