アルピニストの野口健氏(45)が、富士登山中に救助要請した20代男性が自力で下山し、連絡せずに帰宅していたとの報道を受け「極めて悪質!」と、男性に激怒した。

野口氏は21日、ツイッターを更新。「これはとんでもない話だ! 救助要請しながら、自力で下山しそのまま帰宅していたとは。そもそもアイゼンも持たずに何を考えているのか。というか救助要請しておきながら…こういう無神経な人がいる事にあきれ果てる 罰金を取る手段はないが、ペナルティーは必要!!!」と怒りをあらわにした。

翌22日にも「極めて悪質!名前の公開ぐらいしてもいいだろうに。救助隊員は命がけで救助に向かう。2次遭難のリスクを背負いながらも一分一秒早く見つけてあげたいと必死になって捜索活動をする。この男はそんな事も想像できないのか」と怒りはおさまらず。「近年、あまりに安易に救助要請をだす登山者が増えている。有料化を検討すべき」と訴えた。