大手芸能事務所のワタナベエンターテインメントが、反社会的団体の忘年会に出席していたお笑いコンビ、ザブングルの松尾陽介(42)加藤歩(44)を当面の間、謹慎処分にすると発表した。

14年12月に都内のホテルで振り込め詐欺など反社会的団体の開いた忘年会などに、宮迫の他にロンドンブーツ1号2号田村亮(47)レイザーラモンHG(43)らとカラテカ入江慎也(42)の仲介で事務所を通さない闇営業で出席していた。今月7日発売の雑誌「FRIDAY」が報じた。

同事務所によると、ザブングルにヒアリングしたところ、「番組などで日頃お世話になっている他事務所の先輩芸人の方からお誘いを頂き、お断りすることは失礼にあたるということ、また、参加される先輩芸人の方々のお名前を確認し、存じ上げる方ばかりだったということで信用してしまった」という。ギャラについては「先輩芸人より、直接金銭を受領した」とし、その会合が反社会的勢力の主催であったとの認識はなかったとしている。

ザブングルは「この度は、いつもお世話になっております関係者の皆様、応援してくださっている皆様にご迷惑をおかけし、申し訳ない気持ちでいっぱいです。お世話になっている他事務所の先輩の急なお誘いとはいえ、事務所に相談・報告することなく参加してしまった自身の確認不足、認識の甘さにより、このようなことになり本当に申し訳ございませんでした。相手先が反社会勢力の団体と知らずとはいえ、そのような場に不用意に参加してしまましたこと、深く反省しております。二度とこのようなことのないようにいたします」。