山下貴司法相(53)が3日、大阪・なんばグランド花月(NGK)の吉本新喜劇に出演した。7月の再犯防止啓発月間、社会を明るくする運動強調月間のPR活動の一環。この日の演目「更正するならこうせい?」で、非行少年だった主人公を見守る保護司の知人役として出演し、「再犯防止」と書かれたポスターを持ち込んだ。

川畑泰史座長(52)らと舞台に立ち、公演後に取材に応じ、この日の出演を60点と自己採点した。山下法相は「緊張してセリフを1個飛ばしてしまった。でもちゃんとフォローしてもらった」と話すと、川畑座長が「その前に(同じ出演者の)青野(敏行)さんがちゃんと言えてなかったから大丈夫。でもけいこでは完璧でした」と笑わせた。

小さいころから吉本に憧れがあり、司法修習生時代に大阪に住んでいたときも足を運んでいたという。お気に入りのギャグを聞かれると「池乃めだかさんの『もうこれぐらいにしてやろうか』は自分でもよく使います」と答えた。