会見したら連帯責任でクビにする-。宮迫博之(49)田村亮(47)は20日の会見で、謝罪会見を制止されてきた経緯を明らかにした。一方で、吉本側は、5月に2人が「闇営業」に出席していたことを把握して以降、金銭の受け取りを否定した虚偽発言に振り回された。吉本興業ホールディングス大崎洋会長(65)は、2人が出演するテレビ各局に番組続行を依頼していたがメンツをつぶされた。

会見した2人と吉本興業の主張で大きく違うのは、18日夜の時点での動き。吉本興業は「『謝罪会見』を含む『引退』『無期限謹慎』『契約解消』など、いくつかの選択肢を与えていた」と説明していた。宮迫と亮は「18日に吉本の弁護士から書面が来て謝罪会見かと思ったら『引退会見』か『契約解消』の2択だった」と証言。どちらかが、うそをついていることになる。その後、2人が「引退会見」の打ち合わせに来なかったことから、契約解消が決まった。