俳優菅田将暉(26)舘ひろし(69)、山崎貴監督(55)が5日都内で、映画「アルキメデスの大戦」の大ヒット御礼舞台あいさつに登壇した。
この日に動員70万人を突破、興行収入は前日4日までに8億6000万円に達し、MCから「20億円に向けて順調に進行中」と紹介された。客席には10回見たという強者も。舘が「ヒマですねえ」と突っ込むと、菅田は「ヒマとか言っちゃダメですよ。見てくださってるんですから」と笑ってダメ出しした。
映画では、自身の戦艦製造案を通すため、製造費を不正に安く見積もる造船中将も登場する。観客から大人は汚いと思った場面を質問されると、舘が「僕あります」と即答。「クリスマスに…小学校の頃です。おやじが機関車の模型を買ってくれるって言ったんですけど、その日になったらおふくろが急にダメだ、と言い出して、大人は汚いな、と思いました」。
すると菅田は「僕も同じことありました。日韓ワールドカップの時にサッカーやっていたんですけど。当時の公式球がアディダスの黄色のボール。これが欲しいって絵を描いて、サンタさんにお願いしたんですけど。結果、来たんですけどランクが一番下のが来たんです」と回想。舘は「もらえるんだからいいじゃない」と苦笑いした。
3人とも今作のヒットに手応えを感じている。菅田は「友達にノザキ君とタマダ君という、年間300本映画を見る人で、僕の過去の作品も見てくれているんですけど、初めて褒められました」。舘は「僕も友達に『おまえ、芝居うまくなったな』とほめられました。菅田くんに引っ張られ、山崎監督の演出のおかげ」。山崎監督は「娯楽作品なので、小うるさい人には僕の映画は褒められないんですけど、今回は褒めてくださっている」と、周囲の評判を明かした。
菅田は「友達とかSNSでも、おやじに連れて行かれて見たら、思いのほか感動したとか、おじいちゃんと一緒に言ったら良かった。全国のおじいちゃんおばあちゃん、親御さんもキッズを連れ回って映画館に行っていただきたい。日本に、人の心に残る作品になると信じてます」と戦争に近い世代も含めた、親子3代作品をアピール。「戦後74年。あと10年20年たったら、当時のことを全部知っている人からお話を聞ける機会もなくなる。僕みたいなものがツール、きっかけとして機能すれば」と訴えた。



