大泉洋(46)主演のTBS系主演ドラマ「ノーサイド・ゲーム」(日曜午後9時)の第6話が18日に放送され平均視聴率が13・0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが19日、分かった。

同ドラマは「半沢直樹」「下町ロケットシリーズ」「陸王」などの原作者、池井戸潤氏の最新作が原作。大泉演じる大手製造メーカー「トキワ自動車」の出世を絶たれたサラリーマン君嶋隼人が工場の総務部長に左遷され、かつて強豪チームだったトキワ発動機ラグビーチーム「アストロズ」のゼネラルマネジャーも兼務することになる。左遷された男と低迷するラグビー部の再起をかけた戦いが描かれる

第1話から視聴率は13・5%、11・8%、10・9%、10・6%、11・4%だった。

第6話の内容は、サイクロンズ戦には敗れたもののプラチナリーグを2位という好成績で終えたアストロズ。選手たちが喜ぶ中、GMの君嶋(大泉洋)は渋い顔だ。優勝という目標を達成できなかったうえに収支もほぼ改善していない。来年度予算を承認してもらうため君嶋は役員会議に臨むが、全社的な予算圧縮を目論む滝川常務(上川隆也)から全否定されてしまう。島本社長(西郷輝彦)のとりなしで辛くも予算は承認されたが、アストロズを取り巻く環境は厳しいままだった。

数日後、脇坂(石川禅)に呼び出された君嶋は経営戦略室に戻ってくるよう勧誘される。脇坂は滝川常務と同期で、増大する滝川の勢いを削ぐために君嶋を手元に置きたいのだ。GMとして自信を失っている君嶋はこの誘いに揺れる。

自らの身の振り方に迷う君嶋だが、GMとしてできることをやろうと決める。やはりラグビー界全体が変わらない限り各チームの収支は改善しない。君嶋は昨年同様GM会議の席上で改革案を提案する。すると、その席に日本蹴球協会会長・富永(橋幸夫)が現れる。