女優広瀬すず(21)が、ヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「なつぞら」(月~土曜午前8時)の4日に放送された第135回の平均視聴率が20・6%(関東地区)だったことが5日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は第15回の23・6%。

同ドラマは、戦争で両親を亡くし、父の戦友の養女として引き取られたヒロイン奥原なつ(広瀬すず)が、北海道を舞台に、亡き父の戦友の柴田剛男(藤木直人)と妻富士子(松嶋菜々子)、柴田夫妻の父泰樹(草刈正雄)に育てられ、豊かな想像力と開拓者精神を生かし、アニメーターを目指す姿を描く。脚本家の大森寿美男氏のオリジナル作品。元AKB48で女優の渡辺麻友、井浦新、染谷将太、伊原六花、小手伸也らが朝ドラ初出演。ほかに貫地谷しほり、中川大志、麒麟の川島明、木下ほうか、角野卓造が出演する。また、語り(ナレーション)をなつの父親という設定で内村光良が担当する。

あらすじは、なつは娘の優を連れて天陽(吉沢亮)の家を訪ねた。そして天陽の父の山田(戸次重幸)と母タミ(小林綾子)から、天陽が死期を悟り病院を無断で出てきて、最後に家族に会いに来たことを聞いた。そして離農も考えているという山田は靖枝(大原櫻子)に、今ある絵を売って当面の生活のためのお金を工面しようと話したが、靖枝は絵を売らず、この土地からも離れないと訴えた。その後、天陽のアトリエで1人になったなつは、天陽の自画像を前に、仕事での悩みを問いかけた、という内容だった。