俳優菅田将暉(26)が8日、東京・テアトル新宿で、映画「タロウのバカ」(大森立嗣監督)の公開記念舞台あいさつに出席した。

主演を務めたアーティストのYOSHI(16)が、戸籍がなく学校にも行ったことがない少年を演じ、菅田と仲野太賀(26)が友人を演じた。

菅田は「3人の時間は一瞬の青春。心の底からカメラの前で笑うなんてまあ、ないけど、この映画ではそれができた。楽しかったですよ」と振り返った。

作品について賛否分かれていることにも言及、「反響は賛と否がフィフティーフィフティーでちょうどいい」とした。また菅田は、母親が見て電話をくれたことを明かし、「見て見ぬふりしてるものがいっぱいあった」との感想をもらったと話した。

少年の母を演じた豊田エリー(30)は「映画の舞台あいさつに立たせていただくのが初めてなんです」と、意外な事実を明かした。

ほかに植田紗々(22)が出席。