TRFのSAM(57)が1日、東京・浅草花やしきで、著書「DVDつき一生元気に動ける体を!ダレデモダンス」(主婦の友社)の出版記念イベントに出席した。

SAMは「高齢化社会が進んでいく中、人生100年時代になる。健康寿命を伸ばすため、一生元気に動ける体を作るためのダンスです」と説明した。

ストレッチとゆっくりしたダンスで、監修をSAMのいとこの丸山泰幸医療法人社団幸正会理事長が担当している。元々は丸山医師に心臓病患者のリハビリになるダンスを依頼されたのがきっかけだった。「患者さんに、いろいろなステップを教える中で、体だけでなく心がすごく明るくなった。ダンスで健康寿命を伸ばして、死ぬまで元気な生活を送ってほしい」と話した。

先月28日には能楽師としてデビューしたSAM。「この先、自分のライフワークにしたい。将来は能面をつけて舞台に立てるようになりたい」。能とダンスの違いについては「対極にありますね。共通点は舞台上で人に見せること」。自身にとってのダンスは「いろいろな意味でダンスに救われている。ダンスが人生の恩人。ダンスを使って、メッセージを送っていきたい」と話した。

先月初入閣した菅原一秀経済産業相(57)とは学生時代のダンス仲間。「組閣の2、3日前に食事をしましたが『ドキドキしている』と言ってました。ラインやメールでやりとりをしています。友人として(大臣就任は)うれしい。とにかく、いい世の中にしてもらいたい」とエールを送った。