女優平祐奈(20)が5日、大阪市北区の関西テレビ(カンテレ)で、8日スタートのフジ系「まだ結婚できない男」(火曜午後9時)取材会に出席し、理想の男性像は「穏やかで寛大な『おじいちゃん』みたいな人」と明かした。

ドラマは阿部寛(55)が、偏屈だが憎めない「結婚できない」桑野信介を演じて、06年7月に放送。今回、13年を経て、その続編として、53歳になっても結婚できない桑野を描く。平は、その偏屈で変わり者の桑野に「親戚中で最も似ていて、世の中をシニカルにながめる」大学生役で出演する。

役柄では1人での行動が多く、平は「実際に、私も1人で焼き肉も舞台を見にも、美術館にも行けるので、そこは分かります」。ただ、桑野に似ているという設定には悩み、阿部の演技を見てしぐさなどを学んだという。

収録が進み、桑野信介という人物にも興味がわいてきたようで「一緒に過ごしていたら、結婚もありかなと思う。かわいい部分もあるので、結婚『ない』ってことはないです」と話す。

自身の結婚願望を問うと「したい願望はあります。けど、1人(好きゆえ)で生きていくのかな? とも思います」と、まだ20歳らしい照れ笑いで答えた。

姉の平愛梨が、サッカー日本代表の長友佑都と結婚し、長友は義兄。現在、ラグビーW杯が開催中で、日本代表も8強をねらう強さを見せていることから、姉に対抗して「ラグビー選手は?」と聞かれると、平は「いや、私は(姉のようにスポーツ選手を)支えていけるか心配で…」。

自身の結婚相手についての理想像は「穏やかで、寛大な人。おじいちゃんみたい(な中身)。イライラしない人がいいです」と話していた。