ディーン・フジオカ(39)主演のフジテレビ系連続ドラマ「シャーロック」(月曜午後9時)の25日放送の第8話の視聴率が8・9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが26日、分かった。前回の9・9%より1ポイント、ダウンした。

初回から12・8%、9・3%、9・9、10・6、9・3%、8・3%、9・9%だった。

アーサー・コナン・ドイルの「シャーロック・ホームズ」シリーズが原作。ディーンは犯罪捜査専門のコンサルタント誉獅子雄(ほまれ・ししお)役。バディを組む精神科医・若宮潤一を岩田剛典(30)、警視長捜査一課の警部・江藤礼二を佐々木蔵之介(51)が演じる。

第8話では、獅子雄(フジオカ)に江藤(佐々木)が、経産省のエリートを含む男性2人の心中事件の動機解明を依頼に来た。心中など現代には存在しないと関心を示さない獅子雄に、江藤は現場に残されていた2枚のライオンの写真を獅子雄に見せた。1枚はほえていて、もう1枚は死んでいる。

若宮(岩田)が、なぜライオンの写真なのかと疑問を投げると、江藤は「ライオンではなく“獅子”だ」と獅子雄をあおる。さらに、写真の裏には暗号らしき文面が書かれていることも伝え、獅子雄は事件解明に乗り出すことに。

発見された遺体は、経産省勤務の柴田雅樹(久保田悠来)と永田町のテーラーに勤務している三崎雄一(佐伯大地)。現場に残された写真と文面を読み解いた獅子雄は、あるビジネススクールに行き着き、校長の安蘭世津子(長谷川京子)と面会した。