モデルで女優の長谷川京子(41)が26日、都内で、16年ぶりとなる写真集「Just as a flower」発売記念イベントに出席した。

バーを貸し切りにし、一夜限りの「スナック京子」のママとなった。写真集購入者の中から抽選で選ばれた14人が“京子ママ”のサーブを体験した。この企画は長谷川自身の希望で実現。「せっかく写真集を出すなら、自分たちがおもしろいと思うことをやって、周りにも楽しんでいただければと思いました」とほほ笑んだ。

06年放送の主演ドラマ「おいしいプロポーズ」の打ち上げ以来に着たという白い和服で、お客さんにレモンサワーをサーブした。「話しやすい環境をつくるのが難しかった」と感想を述べた。取材陣からの「高いお金がとれる」には「芸能界のお仕事がなくなったらやろうかな。ちょっと高めで」と笑った。

写真集にはセクシーショットもある。抵抗はなかったが、「周りがどう思うかの不安はありました。今日発売なのでどういう反響になるかはわかりませんが、かといってやらないという選択肢はなかったです。ここをやらないと、自分の伸びしろは感じなかったかなと思うので、悩むけどやらないという選択肢はなかった」と宣言。「ファンや買ってくれた人が賛同してくれたらいいなと思います」と話した。

写真集タイトルは、川端康成の小説の一節を英訳した。「周りの概念や常識にとらわれないで、自分がいいと信じたもの突き進みたいという思いを込めました」と説明。「自身を花に例えると」の質問には悩んだ末、取材陣に「何の花だと思いますか」と逆質問。「蘭」「バラ」の声が上がった、「目立ちたがり屋なので、道端に咲いている花ではないですよね」と妖艶にほほ笑んだ。