MDMA共同所持の疑いで30代のファッションデザイナー、横川直樹容疑者が逮捕されたことで、今後の女優沢尻エリカ容疑者(33)の立件に影響が出る可能性が出てきた。

元厚生労働省麻薬取締官(通称マトリ)の高濱良次氏は、沢尻容疑者が「横川容疑者から預かっていた」と供述していることが前提とした上で、「横川容疑者の供述にもよるが、所有権が横川容疑者のものになる」と指摘。所持の場合、基本的に違法薬物と認識して所持していることで立件できるが「沢尻容疑者は初犯ということに加え尿鑑定でも薬物反応が出ておらず、起訴猶予になる可能性もある」とした。高濱氏は「そろそろ、毛髪鑑定の結果も出るだろう。その結果も踏まえ検察がどう判断するかだ」と話した。