MDMAを所持したとして麻薬取締法違反容疑で逮捕された女優沢尻エリカ被告(33)が6日、勾留先の東京・警視庁湾岸署から保釈された。この日、同容疑で東京地裁に起訴された。沢尻被告の弁護士側は保釈請求を行い、保釈保証金500万円を現金で納付した。

<事件経過>

▼19年11月16日 警視庁がMDMAを所持したとして麻薬取締法違反容疑で逮捕。目黒区の自宅マンションでMDMAを発見。

▼同19日 沢尻容疑者は「MDMAは数週間前にイベント会場でもらった。これまでに大麻やLSD、コカインも使った」などと供述。使用時期についても「10年以上前から違法薬物を使用していた」と説明。

▼同20日 尿を警視庁の科学捜査研究所で鑑定したところ、MDMAを含む違法薬物の成分は検出されなかった。

▼同26日 沢尻容疑者と共同して合成麻薬MDMAを所持したとして、警視庁が麻薬取締法違反の疑いで知人のファッションデザイナー横川直樹容疑者を逮捕。

▼12月6日 東京地検が沢尻エリカ被告を起訴。保釈金500万円を納付して保釈。