俳優成田凌(26)が9日、主演映画「カツベン!」(周防正行監督、13日公開)の公開直前イベントとして、東京・原宿竹下通りを練り歩いた。

原宿は13年、バイト先の古着屋でスカウトされた地。「原宿が始まりと言っても過言ではない地なので、思い入れがありますね。ただただ歩くだけで特別な場所だったので、そこでPRできてとてもうれしいです」とほほ笑んだ。

劇中で着用した「青木館」の法被を着て練り歩いた。この法被を着るの約1年ぶり。「いいもんですね」とし「終わったらもらいたい。劇中でカツベンした作品のポスターを家に4、5枚飾っているので、これをもらったら玄関に額に入れて飾りたいと思います」と笑みを浮かべた。劇中ではこの法被を着て呼び込みも行っている。練り歩きでも「チラシも配りたかったんですけど、大人の事情で」と会場を笑わせた。

同作は今週末公開する。「すごく楽しみです。僕も初日見ようと思っていて、生の反応を感じようと思っています。怖いということはないけど、唯一関西弁が関西の人に届くかというのはあります。でも、試写では大丈夫と言ってくれたので」と語った。「カツベンというものを僕が最初で見る方が多いと思うので、カツベンをおもしろいと思っていただければいいし、今後当たり前のようにまた存在する可能性も大いにあるので責任を感じていますが、とにかく楽しみ公開を待っているだけです」とアピールした。