「はるかぜちゃん」の愛称で知られる女優の春名風花(18)が、2016年に受けた爆破テロ予告による脅迫事件が時効を迎えたことを報告し、「さすがに短すぎやしませんか」と疑問を投げかけた。

春名は10日、「罪に時効なんてない」のタイトルでブログを更新。「事務所を通して渋谷警察署へ被害届を出していた、2016年11月24日の爆破予告が時効になってしまいました」と報告し、「脅迫の時効3年って…それだけ? さすがに短すぎやしませんか。他の芸能人や政治家などへの殺害予告や爆破予告はすぐに逮捕されているのに、僕に関する犯罪は何回被害届を出しても捕まらず、すぐに時効になってしまいます。そのせいで自作自演を疑われるという二次被害にもあっているので、本当に悔しいです」との思いを吐露した。

春名は16年12月、舞台「プリンセス・アジェンダ」に出演する前日にツイッターで、事務所や舞台宛てに殺害予告があったことを明かしていた。同舞台の運営サイドは春名への殺害予告に警戒し、セキュリティー強化のために手荷物検査の実施やカメラの設置、私服警官による巡回などの対応をとり、公演は無事に終了していた。

春名はこれまでネット上で誹謗(ひぼう)中傷や暴言、さらに殺害予告もたびたび受けてきたことから、今回の件について「何年間も嫌がらせを続けている人たちの中から特に怪しいツイートをした人に対して、裁判を起こしてゆくことにしました」と報告。「時効って何なんだろう。時が経ち、やった側が忘れても、やられた側の傷が癒えることなんてないのに。少しでも子どもたちに安全なインターネットを残したい。同じような想いをする人が、ひとりでも居なくなりますように」と願った。