22日に行われた漫才日本一決定戦「M-1グランプリ2019」決勝で第15代王者に輝いたミルクボーイが23日、大阪・よしもと漫才劇場に凱旋(がいせん)出演した。

駒場孝(33)と内海崇(34)が登場すると客席から拍手が上がった。内海は「いつもこんなんちゃう」と戸惑っていた。駒場が「おかんが好きな飲みもんある」とネタを披露。会場は笑いに包まれた。

ネタ披露のあと、出演芸人が舞台に集合。優勝を祝福されると、内海は「寝れない、寝れないって言うやん。ほんまに寝てへん。目がバキバキ。メークも6回も上塗りしてる」と明かした。

優勝から一夜明け、駒場と内海は早朝から東京の生放送4本に出演。大阪に戻る途中、名古屋で下車して生放送に出演したほか、大阪でも収録に参加。そしてよしもと漫才劇場に出演した。優勝後の会見で、内海は今年初めて漫才をテレビで披露したのがM-1決勝の舞台であったことを明かし「テレビ自体が今年4回目。信じられないっすね」と興奮していたが、この日だけで、今年のテレビ総出演数を超えた。テレビ46本、ラジオ3本など仕事のオファーが殺到している。

M-1決勝のファーストラウンドで歴代最高の681点を記録した「コーンフレークネタ」を受け、同商品発売元のケロッグ社が、ツイッターに「コーンフロスティ1年分をプレゼントしたいと思います」と投稿した。同社はミルクボーイが優勝を決めた22日に「腹筋崩壊レベルでわらった」「史上最高点での優勝おめでとうございます」などと、祝福コメントをアップしていた。