大みそかの「第70回NHK紅白歌合戦」(午後7時15分スタート)のリハーサル3日目が30日、東京・渋谷の同局で行われた。

初出場の菅田将暉(26)が発表後、初の公の場に姿を現し、意気込みを語った。2年連続2回目の出場となるKing&Prince、イリュージョンを披露する水森かおり(46)、5人組小中学生ユニット・Foorin(フーリン)らも参加、入念なリハーサルを行った。

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菅田は金髪を立ててリハーサルに登場。5月に配信され50万ダウンロードを超える大ヒットを記録した米津玄師プロデュースの「まちがいさがし」を生オーケストラを従え熱唱した。「『すごいところに来たな』という気持ち。エンジンがかかってきたら終わってしまった。本番は最初からエンジンをかけないと」とリハーサルを振り返り気合を入れ直していた。

また、米津が「リハーサルに1回来てくれた」と明かし、「僕は、米津玄師の『まちがいさがし』を聞いて練習していたので、それに近づけるようにディスカッションしたりした。『楽しみにしてるわ』って感じでした」と、アドバイスを受けたことを明かした。

これまで大みそかは「実家で紅白とかを見ていました」。初の紅白出場を祖父や家族が喜んでいると明かして「ここで親孝行ができたかな」と笑顔を見せた。

一方、派手な髪形について「この前まで舞台をやっていたので、見た目を変えていかないとと思い、思い切って(髪の毛の色を)抜いてみて。白組だしいいかなと」と説明。「(出場者発表の)会見に行けなかったので、お披露目だと思って顔を…」とアップにした髪形について、ちゃめっ気たっぷりに語った。

19年はデビュー10周年の節目の年となった。「ドラマ、音楽、ツアー、ここにきて紅白出場と濃い1年でした」と振り返った。取材陣から今年の漢字を質問されると「『命』かな。命をかけたなって」と、充実の表情で語った。20年の目標については「仕事をやりつつ、まとまって休んで旅行や、何も考えない時間をつくりたい」と語った。