NHK連続テレビ小説「スカーレット」(月~土曜、午前8時)の6日に放送された第79回の平均視聴率が17・3%(関東地区)だったことが7日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は第12回の22・4%。

物語は焼き物の里の滋賀・信楽を舞台に、女性陶芸家の草分けとなる主人公、川原喜美子の波乱の人生を描く。女優戸田恵梨香(31)が主演を務め、第2週以降に本格的な登場をした。初回は子役の川島夕空が喜美子を演じ、貧しい家庭の設定ながら明るく元気な雰囲気を醸し出している。

あらすじは、3年の月日がたち、八郎(松下洸平)は陶芸展で金賞を取って以降、陶芸教室などの仕事も入り、個展や展示会をする機会も増えていった。31歳になった喜美子(戸田恵梨香)も八郎を支えながら時折、自分の作品を作っていた。陶芸家志望の2人の弟子も知人に頼まれ受け入れていた。マツ(富田靖子)は照子(大島優子)の誘いで、おかあさん合唱団に入り楽しい生活をしていた。そんなある日、八郎は銀座で個展を開催することが決定したが、最近は満足する作品を作れずにプレッシャーを感じていた、という内容だった。