舛添要一前東京都知事(71)が、2020年東京オリンピック・パラリンピック開催時における感染症対策について、「空港での検査を徹底する必要がある」との考えを示した。

舛添氏は9日、ツイッターを更新し、歌手ジャスティン・ビーバーが、ダニを媒介とする細菌によって感染する「ライム病」と診断されたことを公表したことや、中国・武漢で新型コロナウイルスによるものとみられる肺炎がまん延している状況に言及し、「人類の歴史は感染症との戦いである。東京五輪、感染症対策も必要である。国、東京都に万全な準備と対応を求めたい」とした。

その後のツイートでは「2009年、日本に新型インフルが襲来したとき、私は厚労相として昼夜を問わず対応したが、水際で食い止めるのは難しかった」と振り返り、「日中韓の連携を強め、空港での検査を徹底する必要がある」とした。