EXILEが12日、“台湾の紅白”と呼ばれる台湾電視公司(テレビ)の「2020超級巨星紅白藝能大賞」(現地24日放送)に初出演し、台北アリーナで行われた収録に臨んだ。

収録前には、現地メディアによる会見が同局で行われ、昨年6月に台湾の国民的女優リン・チーリン(45)と結婚したAKIRA(38)に質問が集中した。今回の出演も、“国民のお姉さん”と呼ばれるチーリンと結婚したことで、“国民のお兄さん”と呼ばれるなど人気がさらに高まったことがきっかけの1つだった。この日の現地の新聞各紙も、EXILEの訪台は、AKIRAを中心に報じていた。

AKIRAは、今回の出演について、妻から「加油!(頑張って!)」と声を掛けられたといい「台湾の皆さんが温かく迎えてくださってうれしい。それも、チーリンがこれまで台湾の皆さんと丁寧に接してきたバックボーンがあるからなので感謝したいです」と話した。

また、ATSUSHI(39)やTAKAHIRO(35)は、ホテルの部屋にAKIRA夫妻から名物のパイナップルケーキやお茶の差し入れとともに、チーリン直筆の手紙が添えられていたことを明かした。AKIRAは「せっかく来ていただくので…。新年最初のパフォーマンスなので、さらにまとまっていければと思いました」。

意外にも、EXILEが台湾でパフォーマンスするのは今回が初めて。AKIRA効果もありつつ、もともと人気も高かった。AKIRAも、年始を台中で過ごした際のエピソードを明かし「カフェにいたら、突然女性に声を掛けられて、スマホでATSUSHI君の画像を見せてくれて。これまでEXILEは国内での活動が中心でしたけど、海外でも声援を送ってくれていた方がたくさんいたんだと思いました」と実感したという。今後、台湾での単独ライブが開催される日も、そう遠くなさそうだ。【大友陽平】