昨年末のM-1グランプリで優勝したミルクボーイとファイナリストのからし蓮根が19日、大阪市内で、サーカス「CLONES」(2月7~11日、クール・ジャパン・パーク・大阪TTホール)の発表会見に出席した。

ミルクボーイの内海崇(34)と駒場孝(33)は、天井から吊されたロープを使ったパフォーマンスに挑戦。内海は苦しい顔をしていたが、ボディービルが趣味の駒場は、今公演に出演するパフォーマーの品川ミズキ(21)に支えられながらも、ロープを両手でつかんで体を回転させる技に成功。

今後の仕事にアクロバットを取り入れていくかどうか聞かれると、駒場は「向いてると思う。ポールダンスも2回習ったので、その経験は生かせられると思う」。M-1優勝後は多忙な日々を送り、「トレーニングには行けてなくて、今日は久々に体を動かせたので、筋肉も喜んでいる」と笑わせた。

内海は「(駒場は)細くなってきている。胸筋とか落ちてきています」と話し、休みについては「4月の終わりが空いているだけ」と明かした。駒場は「夏頃にはガリガリと角刈りのコンビになります」。

「CLONES」漫才も披露。「オカンが好きなイベントがあるねん」と、今公演をネタに漫才を行った。世界中で活動する品川はM-1については「聞いたことがあります」程度だったが、ミルクボーイの漫才に「コミュニケーションの取り方が勉強になった」と話した。

からし蓮根の伊織(26)は鉄棒や跳び箱を使ったアクロバットに挑戦。「CLONES」は全8公演だが「8公演見て、9公演目は僕が出たい」。相方の杉本青空(25)は「大成功してほしい」とサーカスの成功を祈った。

「CLONES」はサーカスアクロバット、日本漫画のアニメーション、テクノが融合した新感覚のサーカス。情報化社会のサラリーマンをテーマに、スーツを着たキャストがパフォーマンスを披露する。