「ちびまる子ちゃん」の作者で、18年8月に乳がんのため亡くなった漫画家さくらももこさん(享年53)が作詞を手掛けた未発表の卒業ソング「春のうた」が、ユーチューブにて期間限定で公開された。

さくらさんの公式ブログは19日、「卒業生のみなさま、ご卒業おめでとうございます! さくら先生が作っていた歌を贈らせて頂きます」と発表した。

タイトルは「春のうた」で、「2015年に、作曲家の“山崎燿さん”と歌手の“けこりさん”のご協力により完成していました。正式なリリースはされていませんでしたが 人生の節目を大切に、そしてお祝いする事が好きだったさくら先生が『卒業式で歌う曲をずっと作ってみたかった。みんなが歌う定番の曲になってもらえたら、すごく嬉しい、でも、みんなが歌ってくれたりしたら泣いちゃうな』と作っていた歌です」と説明。「今回、桜の季節に卒業生のみなさまにお聴き頂けるチャンスがあって、本当に嬉しいです。あらためまして、卒業生のみなさま!おめでとうございます!!!」とした。