ZOZO創業者でスタートトゥデイ社長の前澤友作氏(44)が10日、新型コロナウイルスの感染拡大で自粛期間が続く中、子供の学校の休校などで仕事が出来なくなるなどして、苦境に陥ったひとり親の支援策として「前澤友作ひとり親基金」創設を発表した。

前澤氏は「前澤からのお願い」と題してツイートした中で「一人でも多くのひとり親の皆さまの目にこのプロジェクトが入るようRTでの拡散のご協力お願いします。また、本当に大変な人は、Twitterを見る余裕もないかもしれません。周りにそんな方がいらっしゃれば是非この基金についてお伝えください。よろしくお願いいたします」と依頼。その言葉を受け、同日午後6時半にツイッターで発表してから30分が経過した同7時段階で、リツイートは1万7000件、いいねは1万3000件を超えており、併せて3万件を超える大きな反響を呼んでいる。

応募の要件として、前澤氏は同氏のアカウントをフォローし、リツイートの上、アンケートに回答することを求めている。アンケートフォームには、住んでいる地域、年収、雇用形態、子供の人数、年齢といった基本的な情報から

<1>ひとり親となった理由(離別、死別、未婚)

<2>再婚、あらたなパートナーシップについての考え方

<3>受け取っている養育費の額

<4>現在のカードローンや消費者ローンの借入残高、年間の金利、返済期間や借入の意向

など、応募するひとり親の状況を細かく問う質問が並んだ。徹底したケアに加えて、今回を「第一弾」として、さらなる支援策を示唆しているだけに、今後の取り組みに生かすための、リサーチをしたい考えがうかがえる。