タレントの紗栄子(33)が、新型コロナウイルスの感染拡大により不足している医療用防護マスクを医療従事者に寄付すると発表した。

紗栄子は14日、インスタグラムを更新し「この度、政府のルートに干渉することなく医療用防護マスクの手配が出来ることとなりましたので、私個人で準備していた支援金で物資を購入し、医療従事者の皆様へダイレクトにお届けすることに致しました」と報告。また、自身が代表理事を務める社団法人「ThinkTheDAY」としてもグッズ販売の利益全額および集まった寄付金を、医療従事者が必要とする物資の購入やさまざまな支援活動に充てるとした。

続けて「私たちが声をあげ、行動することで意識を高め、医療従事者の皆様やそのご家族に対して必要な支援ができればと願っております」と、寄付を公表した理由を説明。

「タレントである私のこういった発信に賛否があるのはもちろん理解しております。発言に対して不快な思いをされる方々がいらっしゃるのも存じております」とした上で、「そういった声がある中でも、あえて公表し発信するということが、寄付文化の根付いていない日本においては充分意義があることだと思っています。社会への恩返しの形は人それぞれでどんな形でも尊いですし、またそういった行動を否定するような社会になって欲しくないというのは子を持つひとりの母親としての願いでもあります。そのムードを作っていくこと自体がファンの皆さんがいらっしゃって仕事が成り立っている私の出来る社会への恩返しだと考えております」とつづった。