小泉今日子(54)が22日、ライブ配信チャンネルDOMMUNEで、新型コロナウイルス感染拡大から文化を守るための文化芸術復興基金創設を訴えた。

舞台、映画、音楽に関わる人々が「#WeNeedCulture」を掲げ文化の復興を求める活動の一環で、現在舞台プロデューサーを務める小泉は「10代のころ歌手でデビューして、女優として映画にも出させていただいた。今は制作者として演劇に関わっています」と話した。

小泉は「舞台は、9、10、11月までキャンセルしている状況。お客さんを入れての上演にめどが立っていない。舞台は劇場費、スタッフへのギャラ、セット…ものすごくお金が掛かっている。ほとんど黒(字)にならない」と訴えた。

女優、劇作家の渡辺えり(65)も「このままだと次世代がいなくなる」と演劇に関わる若い世代が減ってしまうことを懸念した。

NHK連続テレビ小説「あまちゃん」で、小泉、渡辺と共演したのん(26)からは「演劇がなくなってしまうのはとても恐ろしいこと。あまりにも悲しい。演劇は明日へ向かう力になります」とのメッセージが寄せられた。