米俳優ジョニー・デップ(57)の元妻で女優のアンバー・ハード(34)が、離婚調停中に元恋人でスペースXやテスラを率いる実業家イーロン・マスク氏(48)と人気モデルのカーラ・デルヴィーニュ(27)といわゆる「3P」行為を行っていたと報じられた。

2015年に結婚したデップとハードは泥沼離婚裁判の末にデップが和解金を支払うことで合意して17年に離婚が成立しているが、デップの家庭内暴力(DV)を巡ってその後ハードを名誉毀損(きそん)で訴えた裁判は現在も続いており、このほど法廷でデップ側の証人が元妻の衝撃的な性行為について証言したと、英デイリー・メール紙が報じた。

ハードはデップからDVを受けたことを告発して16年5月に離婚を申請しているが、その年の終わりに、米ロサンゼルスにあるデップ所有のペントハウスで3Pに及んでいたことをハードの親友の元夫が証言したという。

ハードとマスク氏は泥沼離婚騒動が勃発した直後から交際を始め、1年ほど付き合ったものの多忙によるすれ違いなどから破局したと言われている。一方、共にバイセクシャルを公言しているデルヴィーニュとハードは以前から仲が良いことで知られており、ハードの離婚成立直後に熱愛報道が出たこともある。

マスク氏は「カーラとは友人だけど、関係を持ったことは一度もない。彼女もそう証言するはず。ハードとは離婚申請後にデートをしていたが、婚姻中に近づいたことはない」と証言を否定している。

2人を巻き込み一大スキャンダルに発展しそうな今回の裁判では、今後デルヴィーニュが何らかの証拠を提出する可能性もあると関係者は語っており、さらなる泥沼化は避けられそうになく、再び裁判の行方に注目が集まりそうだ。(ロサンゼルス=千歳香奈子)