国際的なファッションデザイナーの山本寛斎さんが21日、亡くなったことが27日、分かった。同日、娘の山本未来(45)がインスタグラムで報告した。76歳だった。山本さんは3月31日、自身のインスタグラムで2月に急性骨髄性白血病との診断を受けたと明らかにしていた。

山本は「父、山本寛齋は去る7月21日、私を含め家族が看取る中、安らかに76歳にてこの世を旅立ちました。私にとって、父はエネルギッシュで明るいことはもとより、穏やかで、寛大で、人懐っこく、コミュニケーションを大切にし、無償の愛を与えてくれた存在でした。また人生を通して『時に折れることがあろうと、常に前向きに、果敢に挑戦し続けることか・明るい未来に繋がる』ということを教えてくれました。生前中の父・山本寛齋と関わってくださった関係者の皆さま、医療関係者の皆さま、応援してくださった皆さまへ心より感謝を申し上げます」と報告した。

その上で「今後も女優業を継続する傍ら、2020年、年初より加わりました山本寛齋率いる『KANSAI SUPER STUDIO』にて父・寛齋の『元気』をスタッフと共に継承していきたいと思っておりますので、よろしくお願い申し上げます」(コメントは原文のまま)と父の遺志を継承していくと誓った。