元プロ野球選手の清原和博氏(52)が28日、日本テレビ系「ザ!世界仰天ニュース」(火曜午後9時)に出演した。先月15日に4年の執行猶予(覚せい剤取締法違反)期間が満了して以降、ゴールデン帯の番組に出るのは初めて。

番組内では、清原氏への取材と著書「薬物依存症」をもとに、薬物との壮絶な闘いを完全再現した。番組終盤で、今後の目標を聞かれた清原氏は「その日1日を、精いっぱい生きることだけなんですよ。その日できることを、精いっぱいやっていきたい」と答えた。依存症予防教育アドバイザーの資格取得や、高校野球の指導をすることが目標だという。

清原氏は「自分は家族に恵まれた。心の中で大きな存在。家族がいらっしゃらなくて、薬におぼれている方々もいると思う。自分がそうだったら、立ち直れなかった」と家族に感謝した。「『あの清原も、また元気になっているんだから』と言われるようになりたい」と話した。