松岡茉優(25)が2日、パーソナリティーを務めるTBS系ラジオ「マチネのまえに」(日曜正午)に出演し、同局系主演ドラマ「おカネの切れ目が恋のはじまり」(火曜午後10時)で共演する三浦春馬さん(享年30)について語った。

松岡は番組冒頭、「もう2週間とちょっとたちますが、とても悲しいことがありました」と訃報に触れ、三浦さんの遺作となる共演ドラマについて「撮影が済んでいるところはそのままに、そしてこれからのところは一部変更して放送することが決まりました」と報告した。

また「この決断については、真っさらな正解というというのはないだろうなと思います」。三浦さんが演じた役柄、猿渡慶太について「1カ月と少し、近くで、相手役でお芝居を受けていたものとして、あのすばらしい猿渡慶太という人物を皆さまに見てほしいと思いました。猿渡慶太、猿くんは彼しかいないと思いました。本当にすばらしいお芝居を見てほしい」と演技をたたえた。

一方で、視聴者に対しては「強く願っているのが、これ以上つらくさせたり悲しくさせたりすることは避けたいです。ですので、この物語を全力で作っておりますが、もし受け取れないかもしれない、つらくて見られないかもしれないという方は、どうかご無理なさらないでください」とも呼び掛けた。

自身の変わらない思いとして、「この『おカネの切れ目が恋のはじまり』を皆さまに楽しんでもらいたいという気持ちです。大変な状況で学校や会社がある中で、火曜日は『カネ恋』だと、楽しみにしてもらいたいという気持ちは変わっていません」。最後は「精進してまいりますので、もし温かく見守ってくださったらこれ以上のことはないです。頑張ります」と静かに語った。

松岡は9月15日スタートのTBS系主演ドラマ「おカネの切れ目が恋のはじまり」で三浦さんと共演。急逝を受け今後の放送について協議が続いていたが、三浦さんの代役は立てず、一部台本を修正し全4話で放送することが明らかになっている。