スタジオジブリの青春映画「コクリコ坂から」(11年)が21日、日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」(午後9時)で放送され、平均視聴率(関東地区)が11・4%だったことが24日、ビデオリサーチの調べで分かった。

これまで「コクリコ坂から」は地上波で2回放送され、初回視聴率は13・0%、2回目は9・6%を記録していた。

「3週連続 夏はジブリ」の第2夜。宮崎駿氏が企画・脚本を務め、宮崎吾朗監督の「ゲド戦記」に続く第2作の作品。物語は、1963年の横浜で、港の見える丘に立つ下宿屋“コクリコ荘”を切り盛りする女子高校生。彼女の通う高校では、歴史ある文化部部室の建物の取り壊しを巡って生徒たちによる反対運動が起こっていた。彼女は反対メンバーの1人である男子生徒と出会い、次第に引かれ合う。

21に日放送された名作アニメ映画「となりのトトロ」(88年)の平均視聴率は16・5%だった。28日は「借りぐらしのアリエッティ」が放送される。