女優木村佳乃(44)が10月期TBS系「恋する母たち」(金曜午後10時)に主演することが15日、分かった。原作は柴門ふみ氏の同名漫画、脚本は大石静氏で、吉田羊、仲里依紗が共演し、母親たち3人の恋や悩み、友情が描かれる。

シングルマザーとして息子を名門高校に進学させた母親を演じる木村は「同じ高校に通う息子を持つ3人の母の恋物語。母は恋をして良いのか? 母になったら女ではないのか? 恋心が理性に打ち勝つ瞬間。そんな難題に立ち向かう事になりました。実は私、この漫画のいちファンとして読んでおりました。まさかその中の1人を自分が演じる事になろうとは…! 精いっぱい、恋する母を演じます」とコメントしている。

木村にとってTBS系連続ドラマの主演は、01年「嫁はミツボシ。」以来、19年ぶりとなる。

吉田は仕事も家庭も理想的に見えるキャリアウーマンを、仲はセレブな暮らしをしている妻を演じる。吉田は「皆さまに共感していただけるよう、丁寧に精いっぱい演じさせていただきます」、仲は「(役柄は)天真らんまんに見えてすごく考えている人なので、きちんと演じていきたい」と意気込みを語った。

3人のキャスティングに、柴門氏は「これ以上望むべくもない原作のイメージ通りの配役」と話している。