NHK連続テレビ小説「エール」(月~土曜、午前8時)の9月30日に放送された第78回の平均視聴率が18・7%(関東地区)だったことが1日、ビデオリサーチの調べで分かった。 

同作から土曜の内容は1週間を振り返る形となっている。最高視聴率は第37回の22・1%。

主演は窪田正孝、ヒロインに二階堂ふみ。物語は高校野球の「栄冠は君に輝く」や、阪神タイガース応援歌「六甲おろし」などで知られる数々の名曲を手掛けた作曲家古関裕而氏とその妻をモデルにした、音楽とともに生きた夫婦の物語。

主題歌「星影のエール」をGReeeeNが歌う。朝ドラ初の4K撮影で窪田&二階堂のタイトルバック映像にも、その美しい風景が使われている。

あらすじは、ある日、裕一(窪田正孝)のいる古山家に、豊橋の関内家で修業をしていた五郎(岡部大)が突然訪ねてきた。職人頭の岩城(吉原光夫)から一人前と認められたら梅(森七菜)と結婚することになっていた五郎だったが、試験に落ちてばっかりで自信をなくしやって来たのだった。すると梅もあとを追ってやって来て、大変なけんまくで五郎に迫った。裕一は試験の時に好きな音楽を浮かべて受験すればいいとアドバイスした。その後、吟(松井玲奈)も駆けつけ、久しぶりに姉妹みんながそろって食事した。翌朝、梅は音の届いた音楽挺身隊参加の手紙を見つけると、歌を歌える機会をなぜ生かさないのかと音に話した。音は自分には向いていないと敬遠していたが音楽挺身隊に参加することにした、という内容だった。