NHK連続テレビ小説「エール」(月~土曜、午前8時)の12日に放送された第86回の平均視聴率が18・9%(関東地区)だったことが13日、ビデオリサーチの調べで分かった。 

同作から土曜の内容は1週間を振り返る形となっている。最高視聴率は第37回の22・1%。

主演は窪田正孝、ヒロインに二階堂ふみ。物語は高校野球の「栄冠は君に輝く」や、阪神タイガース応援歌「六甲おろし」などで知られる数々の名曲を手掛けた作曲家古関裕而氏とその妻をモデルにした、音楽とともに生きた夫婦の物語。

主題歌「星影のエール」をGReeeeNが歌う。朝ドラ初の4K撮影で窪田&二階堂のタイトルバック映像にも、その美しい風景が使われている。

あらすじは、裕一(窪田正孝)はインド北東部のインパールを攻略する作戦が始まっていたビルマに慰問のために向かった。そして裕一は戦況を聞くために毎日、司令部を訪れるが作戦が予定通りにすすんでいないようだった。2カ月がたったが、祐一は戦地に向かうことが出来なかった。そんな時、記者の大倉(片桐仁)から恩師の藤堂先生が大尉でビルマにいること知らされた。ある夜、前線から戻った中井(小松和重)の話で、裕一は戦況が絶望的なことを知った。一方、音(二階堂ふみ)は、まさ(菊池桃子)の病状が悪くなったと聞き、戦況も悪くなったこともあり華(根本真陽)を連れて福島に疎開することにした。